私は今どこに。
いま、あれだ、月に何度かあるかネガティブモードだ。
いつもタイトルと追記前の一行は殆ど何も考えずに打ち込むことが多いので、その一行で自分が今どれだけ思考能力がアングラになっているかを推し量ることが出来ます。
今晩和、そんなわけで必死で何か明るい話題に変えなければと必死で考えている星海です。
別に無理して探さなくてもと思うかも知れませんが、なんていうかやっぱり、この継続性のない自分が好きになれないので、ひとつでいいから続けることを目標にしようと思った訳で、それでせめてブログを毎日更新するくらいのことをしてみようと最近思っています。
それで書くことに対してストレスは感じないのですが、問題は内容だと。
皆さんお仕事から帰ってきて疲れていたり、育児に奔走されていたり、勉学に励んでいらっしゃると思うんです。
そしてそんな皆さんがわざわざ毎日だったりするかしないか分かりませんが、とにかく空いた時間の隙間を使ってこれを読んで下さっている訳で。
その中身がドス暗かったら安眠妨害になりかねない、と思うのです。
若しくは一日の始まりを重い気持ちにして汚してしまうか。
とにもかくにも時間というのは多分ここを覗いて下さっている方たちには24時間という単位で平等に配られている訳で、その貴重なモノ(それこそそれを計り売りした対価がお給金なくらいですよね)に対するものがそれではいかんだろうと。
どうせ読んだなら、一日の終わりに読んでスッキリ出来ただとか、朝から萌補給できて今日一日頑張れそうだとか、お昼まで苛々してたけど少し気が晴れただとか。
とにかく何かしらほんの些細なことでも良いから得るモノがあったなぁなんて思って貰えることが書けたらいいなぁと日々思っている次第です。
そんな大層なこと言いながら、結局やっぱり今日の話題が見当たらない(苦笑)
えーとじゃぁ最近読んでる本。
『無印良品の「改革」』2006渡辺米英[商業界]
あの無印独特の配色、茶に臙脂のペーパーバックを模した表紙。
中身は一度激しい落ち込みを見せた業績を見事V字回復して見せた無印の起死回生物語、と言ったところでしょうか。
私が初めて無印良品を知り利用したのが何時だったのか定かではありませんが、ファーストコンタクトは新潟の街中にあるビルボードプレイス(BP)という名の商業施設(テナントビルって言えばいいのかな?イオンモールの小さい版のような)において、です。
多分、新潟初上陸がBPだと思うので、少なくとも96年より後に知ったことになる。
つまり早くて12年前、私が10歳前後のときに無印良品(良品計画って言った方が良いかな)は新潟進出を果たしていることになります。
無印が流行りだしたのは多分、私の年代では中学生の頃。
最初は文具を使用している子が増えてきてその存在を知ったんだったと思います。
そのときの感想は正直言って、「どこがいいのか分からない」でした。
画一的に大量生産された同じ形のしかも文具は可愛い柄でもない、ただホントに無地のそれの何処に魅力があるのか分かりませんでした。
この値段なら別に他でも良くないか?
下(BP2F、無印は3F)のちょっと高いディズニーストアの文具の方がよっぽど愛着沸くよと思っていました。
私が中学生、というと14歳前後、2000年というミレニアムな辺りです。
実はそんな風に感じたのは、私だけではなかったのだと言うことが判明しました。
00年第一四半期、ここまで急成長を見せていた無印は、売上高の前年割れが始まり、そのまま急速に下降、翌年会社が始まって以来初めての経常減益を記録した。
同じ頃取られた消費者アンケートでも、「魅力を感じなくなった」との声が増えていたとのこと。
つまり、私が無印を認識し始めたまさにその頃、無印良品は過去最悪の評価を為されていた時期に陥っていたのです。
理由の一番大きなトコロは急激な成長によるおごり、分かり易く言えば、急に大企業になってしまったモノだから天狗さんになってました、ということのよう。
元々、無印良品というものは西友のプライベートブランド(マックスバリュのようなもの)として始まった「ブランドを否定したブランド」「わけあって、安い。」がコンセプトでした。
しかし、それがユニクロやダイソーの出現で焦り、価格競争に奔ってしまったり、使う人の目線で商品を作っていたはずがいつの間にかどうしたら売れるのかを考える売る人目線になってしまったり、上意下達で意味のない役員会議を行っていたり。
本書ではそれを「大企業病」と呼んでいる一説があるけれど本当にその通りだと思う。
大きくなったことで一緒に気まで大きくなってしまった。
そしてそれが大きな損失をもたらしてしまったのですね。
けれど無印良品は頑張りました。
松井忠三新社長(現在は会長さんでいらっしゃいます)も頑張りました。
社長さんが施した、目に見える赤字・ロスの大出血に対する「外科手術」と、内部の大企業病に侵されてしまったトップダウン構造などに対する「内科療法」。
この同時進行が功を奏し、無印良品は最初の01年度の経常減益からたった4年後の05年、松井社長の「完全復活宣言」と相成る訳です。
本書では、その後一度失敗した海外進出の再出発や、無印良品の今後の可能性などで締められています。
著者が無印に対してとても前向きな考えを持っていることや、一連のことをポジティブな目線で捉えているために、あれこれ嫌な言い方をしたりだとかキツイ口調を使ったりと言うことが全くないので、
読後感は「新生無印良品」の明るい未来像で終わるためにとても爽やかです。
ちょっとした読み物としてよろしいのではないでしょうか?
ということで。
結局いつもと変わらない日記じゃん!ってカンジですが今日はコレにて^^;
明日も書くことなかったら読書感想文にしようかしらと思った星海でした(笑)
それではみなさま、良い週末を!
お仕事の方はお休み目指して頑張って下さいませ^^
いつもタイトルと追記前の一行は殆ど何も考えずに打ち込むことが多いので、その一行で自分が今どれだけ思考能力がアングラになっているかを推し量ることが出来ます。
今晩和、そんなわけで必死で何か明るい話題に変えなければと必死で考えている星海です。
別に無理して探さなくてもと思うかも知れませんが、なんていうかやっぱり、この継続性のない自分が好きになれないので、ひとつでいいから続けることを目標にしようと思った訳で、それでせめてブログを毎日更新するくらいのことをしてみようと最近思っています。
それで書くことに対してストレスは感じないのですが、問題は内容だと。
皆さんお仕事から帰ってきて疲れていたり、育児に奔走されていたり、勉学に励んでいらっしゃると思うんです。
そしてそんな皆さんがわざわざ毎日だったりするかしないか分かりませんが、とにかく空いた時間の隙間を使ってこれを読んで下さっている訳で。
その中身がドス暗かったら安眠妨害になりかねない、と思うのです。
若しくは一日の始まりを重い気持ちにして汚してしまうか。
とにもかくにも時間というのは多分ここを覗いて下さっている方たちには24時間という単位で平等に配られている訳で、その貴重なモノ(それこそそれを計り売りした対価がお給金なくらいですよね)に対するものがそれではいかんだろうと。
どうせ読んだなら、一日の終わりに読んでスッキリ出来ただとか、朝から萌補給できて今日一日頑張れそうだとか、お昼まで苛々してたけど少し気が晴れただとか。
とにかく何かしらほんの些細なことでも良いから得るモノがあったなぁなんて思って貰えることが書けたらいいなぁと日々思っている次第です。
そんな大層なこと言いながら、結局やっぱり今日の話題が見当たらない(苦笑)
えーとじゃぁ最近読んでる本。
『無印良品の「改革」』2006渡辺米英[商業界]
あの無印独特の配色、茶に臙脂のペーパーバックを模した表紙。
中身は一度激しい落ち込みを見せた業績を見事V字回復して見せた無印の起死回生物語、と言ったところでしょうか。
私が初めて無印良品を知り利用したのが何時だったのか定かではありませんが、ファーストコンタクトは新潟の街中にあるビルボードプレイス(BP)という名の商業施設(テナントビルって言えばいいのかな?イオンモールの小さい版のような)において、です。
多分、新潟初上陸がBPだと思うので、少なくとも96年より後に知ったことになる。
つまり早くて12年前、私が10歳前後のときに無印良品(良品計画って言った方が良いかな)は新潟進出を果たしていることになります。
無印が流行りだしたのは多分、私の年代では中学生の頃。
最初は文具を使用している子が増えてきてその存在を知ったんだったと思います。
そのときの感想は正直言って、「どこがいいのか分からない」でした。
画一的に大量生産された同じ形のしかも文具は可愛い柄でもない、ただホントに無地のそれの何処に魅力があるのか分かりませんでした。
この値段なら別に他でも良くないか?
下(BP2F、無印は3F)のちょっと高いディズニーストアの文具の方がよっぽど愛着沸くよと思っていました。
私が中学生、というと14歳前後、2000年というミレニアムな辺りです。
実はそんな風に感じたのは、私だけではなかったのだと言うことが判明しました。
00年第一四半期、ここまで急成長を見せていた無印は、売上高の前年割れが始まり、そのまま急速に下降、翌年会社が始まって以来初めての経常減益を記録した。
同じ頃取られた消費者アンケートでも、「魅力を感じなくなった」との声が増えていたとのこと。
つまり、私が無印を認識し始めたまさにその頃、無印良品は過去最悪の評価を為されていた時期に陥っていたのです。
理由の一番大きなトコロは急激な成長によるおごり、分かり易く言えば、急に大企業になってしまったモノだから天狗さんになってました、ということのよう。
元々、無印良品というものは西友のプライベートブランド(マックスバリュのようなもの)として始まった「ブランドを否定したブランド」「わけあって、安い。」がコンセプトでした。
しかし、それがユニクロやダイソーの出現で焦り、価格競争に奔ってしまったり、使う人の目線で商品を作っていたはずがいつの間にかどうしたら売れるのかを考える売る人目線になってしまったり、上意下達で意味のない役員会議を行っていたり。
本書ではそれを「大企業病」と呼んでいる一説があるけれど本当にその通りだと思う。
大きくなったことで一緒に気まで大きくなってしまった。
そしてそれが大きな損失をもたらしてしまったのですね。
けれど無印良品は頑張りました。
松井忠三新社長(現在は会長さんでいらっしゃいます)も頑張りました。
社長さんが施した、目に見える赤字・ロスの大出血に対する「外科手術」と、内部の大企業病に侵されてしまったトップダウン構造などに対する「内科療法」。
この同時進行が功を奏し、無印良品は最初の01年度の経常減益からたった4年後の05年、松井社長の「完全復活宣言」と相成る訳です。
本書では、その後一度失敗した海外進出の再出発や、無印良品の今後の可能性などで締められています。
著者が無印に対してとても前向きな考えを持っていることや、一連のことをポジティブな目線で捉えているために、あれこれ嫌な言い方をしたりだとかキツイ口調を使ったりと言うことが全くないので、
読後感は「新生無印良品」の明るい未来像で終わるためにとても爽やかです。
ちょっとした読み物としてよろしいのではないでしょうか?
ということで。
結局いつもと変わらない日記じゃん!ってカンジですが今日はコレにて^^;
明日も書くことなかったら読書感想文にしようかしらと思った星海でした(笑)
それではみなさま、良い週末を!
お仕事の方はお休み目指して頑張って下さいませ^^
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